クアラルンプール『イスラム美術博物館』の幾何学模様がスバラシイ!
マレーシア・クアラルンプールで最初に行った観光スポットが、
『イスラム美術博物館』(Islamic Arts Museum Malaysia)でした。
ここは本当にオススメで、美術・博物館が好きな人は是非とも行って欲しいなぁと思います!
『イスラム美術博物館』(Islamic Arts Museum Malaysia)
どういうところかというと――イスラム美術、イスラム文化をテーマとした美術博物館。
マレーシア、中国、インドなど、それぞれの国のイスラミックアートと出会える。クアラルンプール全体で、本格的なアートや文化を体感できるところは少ないだけに貴重です。
ホームページとGoogleマップの場所を貼っておきます↓
- 入場料:大人RM14(学生やシニアはRM7)
- 開館時間、10:00~18:00
最寄り駅は、KTMコミューター「クアラルンプール駅」、もしくは、モノレールの「パサール・スニ駅」。駅からだいたい徒歩15分程度です。
KTMコミューター「クアラルンプール駅」↓
この改札口をでて、左手を見渡すと、国立モスク - マスジッド・ネガラの塔、屋根が見えるので、その方向に進んでいきます。
1998年開館なので、館内は美しく、冷房なども効いてて快適です。
館内には土産売り場やレストランがあります。(※レストランは月曜は休み)
イチオシは、イスラムの美しい“幾何学模様”!
イスラム美術博物館では、世界各地から取り寄せたコーランや陶器、ガラス製品、金属細工や織物、硬貨など貴重な品々が展示されているのですが、特に私がオススメしたいのが、イスラムの美しい幾何学模様です。
タイルに描かれた幾何学模様と、その設計図↓
これは最初みたときはシビれましたね。なんと綿密で、美しいんだろうと。
個人的な感想
正直、展示物の一つ一つをみているときは、どこか資料をみている感覚です。“美術館”というより“資料館”という感じ。
なので、イスラムの装飾品や歴史物が並べられているだけのようにも見えますし、実際、「ただそれだけ」という感想をもつ人もいると思います。
が、普段から美術館や博物館に行っている方にとっては、満足度は大きいんじゃないかと思います。あくまで私個人の感想ですが、館内を出た瞬間、“アートに触れた”という実感が急にわいてきました。いわゆる、“あとからくる感じ”です。この余韻がたまらなかったです。
説明書きや言葉がわからなくても、展示物そのものから「歴史」と「趣」が漂っており、見ているだけでも“文化”というものがひしひしと伝わってくるように私は思いました。
また、展示物すべてに興味がもてなくても、かなりの数が展示されているので、どれか一つでも惹かれるものがあるんじゃないかと思います。
◆ ◆ ◆
1時間程で、館内全体を観て回ることができます。
満足度が高かったので、クアラルンプール観光としておすすめしたいです。
ちなみに、私は食べていないのですが――館内にあるアラブ料理のレストランが、なかなか評判が良いようです。値段は高そうですが、昼食をかねて行ってみるといいかもしれませんね。(レストランは月曜休みなので注意!)
ではまた。良い旅を!