『ホアロー収容所』についてどう思ったか?@ハノイ観光
ベトナム「ハノイ」にある、『ホアロー収容所』に行ってきました。
ハノイの観光地として有名なところです。
…が、個人的には、肩透かしを食らったような感じでした。ちょっと思っていたのとは違ったなぁと。もちろん、歴史的に重要なのは重々承知なのですが。
そのあたりについても書きたいと思います。
ハノイ観光:『ホアロー収容所』
19世紀末にフランスによってつくられた監獄。フランス軍が敗れたあとも、ベトナム戦争の際はベトナム人民軍の捕虜収容所として使用された。独房内部、拷問道具、ギロチン台などが展示されている。
- Googleマップ:ホアロー収容所
- 入場チケット代:3万ドン
足を繋がれた捕虜が、人形で再現されています↓
フランス革命で初めて登場したといわれるギロチンですが、植民地ベトナムでも使用されていました↓
監獄、独房を見学することもできます↓
“観光地化”された感じ
個人的な感想ですが――“生々しい収容所”という感じはしませんでした。
たとえば、独房がきれいに黒ペンキで上塗りされていたり、順路の途中に土産コーナーがあったり、ギロチンの展示室では雰囲気をだそうとBGMが流れていたり……。ややキレイすぎるというか、観光地化が前面にでているように感じました。
なぜこんなふうに思ってしまったかというと、カンボジアの『トゥール・スレン』、ベトナム・ホーチミン『戦争証跡博物館』を見てきたからです。これらは、本当に生々しく、胸に訴えかけるものがあったのですが、それらと比べると、んー…どうしても“観光地的”だと思ってしまった。(※もちろん、比べるものではないのは承知です。が、手入れのされ方がどうも気になってしまいました)
説明書きなど、じっくり読めば何か感ずる部分もたくさんあると思います。今回、私はちょっと時間がなくて、そのあたりを省略しすぎてしまったかもしれません。機会あれば再度行きたいと思います。
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以上はあくまで私の個人的な感想です。歴史的に重要なところなので、行く意味は必ずあると思います。
また、本文で少し書きましたが、『トゥール・スレン』やホーチミン『戦争照証跡博物館』、近くに寄ることがあれば、是非こちらも観ることをおすすめします。
参照:ホーチミン観光:『戦争証跡博物館』だけは行っておくべき@ベトナム
ではまた。良い旅を!