楽天カードの海外保険のためにJR切符をクレジットカード購入する!
海外旅行の際は、何かあったときのために保険に入っておくと安心です。
事故や病気などに見舞われ、現地の病院を利用した際、保険に入っていないと、料金がそのままかかってしまいます。場合によっては、かなり高額にもなります。
なので、多くの人は保険に加入してから海外に行くのですが、たとえば、下記のものが有名です。
しかし、これらの保険は最初に費用がかかります。
それが問題ないのなら、かまわないのですが、なるべく費用を抑えたいという方は、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードがおすすめです。
もちろん、補償内容は上記の海外保険と比べれば異なるところがあるのですが、海外旅行保険付きのクレジットカードならば、最初の費用をかなり抑えられます。場合によっては無料です。
すでにそういった海外旅行保険付きのクレジットカードを持っているならよいのですが、まだ持っていないのなら、日本にいる間にカードの申込を行い、作成しておきましょう。
※海外旅行保険付きのクレジットカードは、あくまで費用を抑えたい場合に便利なのであり、保険として万全であるかはまた別の話です。補償金額など、必ず事前に補償内容を確認しておきましょう。
三井住友VISA「クラシックカードA 」
さて、海外旅行保険付帯のクレジットカードといってもたくさんあります。
私が調べたかぎりでは、三井住友VISAのクラシックカードAがバランスもとれていていいと感じました。
ネット検索をすると、海外旅行ブログなどをやっている方が、このカードを薦めているのをよく見かけます。主観ですが、海外旅行保険付帯のクレジットカードの中では、最もシンプルでポピュラーなイメージがあります。
しかし、クレジットカードといえば、審査があります。
もし、三井住友VISAカードのクラシックカードAの審査に落ちてしまった場合、どうするか――。
ご存じの方も多いかと思いますが、年会費無料の楽天カードがあります。
年会費無料「 楽天カード 」
他社のクレジットカード審査は落ちたけれど、楽天カード は通った、という話をよく聞くので、こちらなら審査が通るかもしれません。
年会費のかかる「楽天プレミアムカード」というのもあり、こちらのカードほうが保険サポートは手厚いのですが、年会費無料の楽天カードと比べればやや審査は厳しいかもしれません。
と、このように便利は楽天カードなのですが、注意点があります。
- 「利用付帯」である
「利用付帯」とはどういうことか。
楽天カード は、日本を出国する以前に、公共交通乗用具または募集型企画旅行の料金を 楽天カード で支払った場合(補償期間/日本を出発してから3ヶ月後の午後12時までの旅行期間)に限り、海外旅行傷害保険が付帯されます。
楽天カード: 各種保険自動付帯サービス
つまり、旅行費用を 楽天カード で支払ったときだけ、保険が適用される、ということです。
(たとえば、交通費や旅行ツアー費用などを楽天カードで支払わなければなりません)
ここはじゅうぶんに注意が必要です。楽天カードを使わないと保険は適用されません。
※ちなみに楽天プレミアカードは「自動付帯」ですので、こういった手続きはいりません。
ということで、飛行機のチケットを楽天カードで決済すれば問題ないのですが、別のクレジットカードで支払いたい(あるいは別カードですでに支払ってしまった)というケースがあるかと思います。
また、「空港までタクシーを利用して楽天カードで決済する」といっても、少々値段がかかってしまいます。
そのような場合はどうするか。
ひとつの例をあげてみます。
JRの切符を楽天カードで購入する
たとえば成田空港の場合は、京成線を利用する方が多いかと思います。
しかし、京成線は【スカイライナー】などを利用しなければ、クレジットカードで切符購入ができません。(私が調べた限りではそうでした)
一方、JR線はそんなことはありません。
たとえば、一駅の区間、200円であっても、クレジットカードで購入することができます。
JRの切符をクレジットカードで購入する方法は、ふたつあります。
- みどりの窓口
- 自動券売機
みどりの窓口については、説明は不要かと思います。当日、窓口で「クレジットカードで買いたい」と伝えるだけです。
自動券売機に関しては、指定席・特急用が購入できる、【紫が目印の券売機】のみ、クレジットカードで購入ができます。
(よくわからない方はコチラを参考に ⇒ JR東日本の普通乗車券も、自動券売機でカード払いできる!)
最寄り駅がJRではない場合はどうするか?
成田空港の場合、その近くに「JR成田駅」があります。
たとえば、京成線でJR成田駅まで向かい、そこで降りる。そして、成田空港までのJR切符を楽天カードで購入、空港まで向かう――という方法があります。
最寄り駅がJRでない場合、目的空港の近くにJR駅がないか調べてみましょう。そこから、JR切符を楽天カードで決済すればいいです。
ちなみに、JR成田駅には、先ほど書いた【紫の券売機】もあります。(※みどりの窓口もありますが、時間帯によっては開いていない可能性があるので注意。券売機のほうが間違いないです)
また、券売機での購入は、普通に現金で切符を購入するよりも時間がかかるので、少し早めに駅に着いておくことをおすすめします。
ひとつだけ注意点
最後にひとつ、注意点を記しておきます。
楽天カード付帯の海外旅行傷害保険を適用させるには、『ちゃんとその海外旅行で使ったかどうか』、はっきりとわかるものでなければいけません。
今回のケースでは、行き先が「成田空港」ですので、間違いありませんが、「海外旅行と直接的に関係があるか」判断ができない場合、保険が適用されない可能性もあるので注意が必要です。
※「適用になるかどうか」、よくわからない場合は、楽天カードに直接問い合わせてみるのが間違いないかと思います
◆ ◆ ◆
以上です。
楽天カードの海外旅行保険を利用するために、こういうやり方は本来的ではないのかもしれませんが、「どうしようもない(><)」と途方に暮れてしまったときは、ひとつ参考にしてみてください。
また、楽天カードの海外キャッシングに関しては、自動的にリボ払いになります。よければ下記の記事も参考にしてみてください↓