LINEを利用して海外から国際電話をかける方法
以前、“ベトナム・ホーチミンで財布をスられた”――というブログを書きましたが、そのとき、「クレジットカード」と「キャッシュカード」が盗まれてしまいました。
すぐに私はカード会社に電話をし、該当のカードを停止させたのですが、その際に利用したのが、『LINE』アプリでした。
ドコモ、au、ソフトバンクの回線を利用して国際電話をかけることは可能です。しかし、電話料金が高いため、私はLINEを利用しました。
『LINEアプリを利用して海外から国際電話をかける方法』について今回書きたいと思います。
『LINE』を使った国際電話のかけ方(海外から日本へかける)
日本だと、LINEアプリ使用者同士ならば、基本、通話料無料ですよね。(※ネット代などを除いて)
これは海外でも同じです。相手がLINEアプリを使っていて、その携帯電話と通話するなら、海外でも無料です。
しかし、相手がLINEアプリを使っていない、または、「固定電話番号」「一般の電話番号」に電話する場合は、どうであるか?
この場合は、料金がかかります。無料で通話はできません。
「コールクレジット」を購入しないといけません。
「コールクレジット」とは、いわゆる“電子マネー”のようなものです。通話で利用する金額をいくらかチャージしておく仕組みです。
LINE:「コールクレジット」購入方法
購入方法は二通りあります。
- 「LINEアプリ」で購入
- 「LINE STORE」で購入
■ 1.「LINEアプリ」で購入する
スマホでLINEアプリをたちあげ、「スタンプショップ」や「LINEゲーム」などの一覧のところに「LINE電話」というのがあります。
で、[LINE電話] ⇒ [設定] ⇒ [コールクレジットを購入]と進んでいけば、買うことができます。
240クレジット(¥240)~から購入可能です。
■ 2.「LINE STORE」で購入する
スマホやパソコンのブラウザから、「LINE STORE」の中にある下記リンクにアクセスし、購入。
こちらは、100クレジット(¥100)~から購入可能です。
1分かけたら、何クレジット消費するのか?
海外から日本にかけた場合――。
- 相手・固定電話 ―― 3クレジット/分(100クレジットで約30分)
- 相手・携帯電話 ―― 14クレジット/分(100クレジットで約7分)
※発信者が世界中のどこにいても、この料金は同じです↑
相手が固定電話だと、だいぶ安いですね。
詳細: 通話料金一覧 - LINE電話 | LINE(ライン)
「LINEコイン」や「30日プラン」を利用する
「コールクレジット」以外での、支払い方法もあります。
上記画像を見ていただくとわかるように、「LINEをコインをLINE電話に使用」することができます。「LINEコイン」を既にお持ちの方は、チェックを入れておくと、「コールクレジット」に変換できます。(※ただし、これはAndroid限定です)
また、1か月以上の長期滞在の場合、「コールクレジット」よりも「30日プラン」のほうが安くなる可能性があるので、検討してもいいかもしれません。(「30日プラン」の詳細:料金 - LINE電話 | LINE)
国際電話のかけ方:『+81』+『先頭の0を除いた電話番号』
海外から日本に国際電話をかけるときは、電話番号の頭に、日本の国コード「+81」をつけます。(滞在国の国コードではありませんよ)
また、相手の電話番号が0から始まる場合は、先頭の0を除きます。(イタリアなど一部例外あり)。
つまり、以下↓↓
- 『+81』+『先頭の0を除いた電話番号』
※LINEを利用するときは、「+81」は入力しなくても最初からついています(設定をいじっていなければ)。上記画像参照。
※問い合わせ先番号などで、[81-3-****-****]と記載されている場合は、すでに国コード+81は含まれており、また、先頭の0を除いた表記となっています。なので、LINEであれば[81-3-****-****]、←青字の部分の数字だけを入れればよい。
※ちなみに、日本から海外にかけたい場合は、「+81」ではなく、その国コードに変えればよい。
LINEで国際電話をかけるときの注意点
「Wi-Fi」につないで利用する
ドコモやau、ソフトバンクのデータ通信でLINEを使うと、高額な料金がかかる可能性があります。
機内モードなど、データ通信をOFFにし、「フリーWi-Fi」を利用してLINE電話を行いましょう。
「IP電話」に対応した電話番号であるか
電話をかけてもつながらないとき――。
問い合わせ先の番号が、「IP電話では利用できない番号」の可能性があります。LINEはIP電話ですので、つながらないのは当然です。
こういった場合、大抵、その電話番号とは別に、「IP電話用の番号」を用意してくれています。探せば、おそらくあるはずです。そちらにかけてみましょう。
◆ ◆ ◆ ◆
以上です!
随分と長文になってしまって申し訳ありませんが、「LINE電話」は大変便利なので、機会あれば海外旅行で利用してみるといいかと思います!
ではまた!良い旅を!