ホーチミン観光:『戦争証跡博物館』だけは行っておくべき@ベトナム
ベトナム・ホーチミンには色々な観光スポットがありますが、「ココだけは行っておくべき!」というと、やはり『戦争証跡博物館』です。足を運ぶきだと、個人的には思います。
『戦争証跡博物館』では、ベトナム戦争で使用された兵器や当時の写真が展示されており、その歴史を学ぶことができます。
正直いうと、私はベトナム戦争について、あまり詳しくありませんでした。そんな私でも、色々と感じるところがありました。いやむしろ、あまり知らない、そういう人ほど行くべき場所な気がします。
「興味のある/なし」で「行く/行かない」を判断するより、「時間がある」なら行ったほうがいい場所、そのように思いました。
『戦争証跡博物館』in ホーチミン, ベトナム
開館時間は7:30~12:00, 13:30~17:00。
入館料は1万5000ドン。(100円もしません。非常に安い)
3階建ての展示で、丁寧に見学すると、全て観るのに1~2時間はかかるボリュームです。
屋外には、ベトナム戦争で使用された戦闘機や戦車が展示されています。
『戦争証跡博物館』に行ってみて、特に印象に残ったのは、「Agent Orange」と「日本人関連の展示」です。
「Agent Orange」
館内2階に、オレンジ色のコーナーがあります。“Agent Orange”による被害状況を、写真などでみることができます。
“Agent Orange”とは、ベトナム戦争中、アメリカがもちいた枯葉剤の名前です。
それによって奇形児が産まれたりなど、戦争の傷跡が残りました。“ベトちゃんドクちゃん”については、聞いたことがある人も多いかと思います。
少々、ショッキングな展示内容ではあります。が、これが「現実の戦争」なのだと痛感しました。
館内の中でも、特にこのコーナーが痛ましかったです。一生忘れられないなような、というより、「忘れてはいけない」、そのように思った。
「日本人関連の展示」
ベトナム戦争に対する、日本の反対運動について色々と知ることができます。
芸術家・岡本太郎さんが文字を描いたという、バッジも展示されています↓↓
他、日本人写真家・石川文洋さんの写真を展示した部屋もあります。
ベトナム戦争と日本は、決して無縁ではないと感じました。
◆ ◆ ◆
※ちなみに、屋外には「コンソン島」で用いられた拷問道具などが再現されています。この場所が少々わかりにく、見落としやすいので注意。『戦争証跡博物館』入り口を入ってすぐ、左手に行けばあります。
以上です。
時間があるなら、足を運んでみることをすすめます。多くの人は、何かしら感じることはあると思います。
では良い旅を。