『ベトナム軍事歴史博物館』をオススメする理由@ハノイ観光
ベトナム「ハノイ」にある観光スポット、『ベトナム軍事歴史博物館』に行ってきました。
いやぁ、ここよかったですよ。意外と展示の規模が大きくて、おすすめです。
“軍事もの”とか“ミリタリー”とか、そういうのが好きな人はきっと気に入ると思います。もちろん、そうでない人も貴重な体験ができます。
どういうところだったか、その魅力について書きたいと思います。
ハノイ観光:『ベトナム軍事歴史博物館』
ベトナム戦争時、ベトナム軍やアメリカ軍で使われた銃や戦闘機などが展示されています。博物館の隣には、1805年から7年かけて建てられた旧ハノイ城の監視塔があります。
- 開館時間:8:00~11:30、13:00~16:30
- 定休日:月・金
- チケット代:4万ドン(カメラの持ち込みは別途3万ドン)
- Googleマップ場所:ベトナム軍事歴史博物館
湖からちょっと離れますが、旧市街から徒歩圏内です。
入り口がどこなのか少しわかりにくいのですが、“レーニン像”の前です。
なかなか風角のある銅像なので、チラ見してみてもいいかもしれません。
また、バッグは受付近くのロッカーに預けなければなりません。そのまま行こうとすると受付の人に止められるので注意。
戦闘機など、屋外に展示がされているので、日中はたいへん暑いです。「帽子」や「水」などを持参することとオススメします。
“ミリタリー”や“軍事もの”が好きな人なら、きっと楽しめる
下記、写真を見てもらうのが一番わかりやすいと思います。
銃や弾丸なども多々展示されているのですが、こういった“小物”のほうが見ていて妙にリアリティがありました。
展示数も豊富で、ミリタリーや軍事ものが好きな人はきっと満足できると思います。
戦車、戦闘機の展示数が圧倒的
サイゴン陥落の際、大統領官邸に突入した戦車↓
多くの戦車、戦闘機が屋外に展示されています。
これだけの展示数は早々無いと思います。滅多に見れないと思います。
※博物館前だけでなく、敷地奥に進むとさらに数台展示されています。
写真では伝わりにくいのですが、実際にみてみるとかなり大きいです。
戦争の悲惨さを訴えるような展示ではない
語弊があるかもしれませんが――よくあるような、「戦争の悲惨さを訴える」ようなものではないと私は感じました。(無論、人によって印象は違うと思いますが…)
戦闘機、戦車、銃……当時のモノが、淡々と展示されているだけです。主観的なメッセージ性はそこには込められていない。我々は、そのモノを『見る』『眺める』、そして『何かを感じる』、それだけです。そしてそれだけで十分だと思います。
それぞれの展示に説明書きなどはもちろんあります。が、それはあくまで「それが何であるか」を説明しているにすぎません。
戦闘機、戦車、銃……それらは、“見るだけ”ならば、モノです。モノにすぎません。
「目的」があってそれらは作られた。そのモノに「目的」はあります。しかし「意志」はありません。銃も戦車も勝手に動き出さない。そこに人の「意志」が加わることで、それは動き出す――つまり、人間次第、ということです。
『ベトナム軍事歴史博物館』では、淡々とモノが展示されています。目の前に「意志」を持たないモノがあるだけです。戦争の悲惨さを訴えるわけでもない、主観的なメッセージ性もありません。それを見て、我々がどう感じるか。それがすべてなんじゃないか、と思いました。
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以上です。「行ってよかったな」と思いました。
戦争がどうのこうのと書きましたが、そのようなことは考えず、単純に鑑賞物として楽しんでもよいと思います。不謹慎かもしれませんが、「面白かった」 という感想でもいいと思います。変に何かを主張している展示でもないので、どう感じるかは自由だと思いますし、それがこの博物館のよいところだと思いまし た。
ハノイ観光の際はぜひ。おすすめです。
ではまた。良い旅を!